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Media Gateway Control Protocol(MGCP)は、Internet Protocol (IP) ネットワークと公衆交換電話網 (PSTN) を繋ぐメディアゲートウェイを制御する〔RFC 2805, Media Gateway Control Protocol Architecture and Requirements, N. Greene, M. Ramalho, B. Rosen, IETF, April 2000〕の実装の1つ(他の実装としてMegaco(H.248)が存在する)。 基本アーキテクチャとプログラミングインタフェースは RFC 2805 にあり、MGCP 固有の定義は RFC 3435 (RFC 2705 を改版)にある。Simple Gateway Control Protocol (SGCP) の後継である。 == 概要 == MGCPはVoIPあるいはIP電話システムが公衆交換電話網 (PSTN) とやり取りする際の呼制御プロトコルである。 ネットワークが呼制御センターで制御され、端点としては単純な制御コマンドを実行する機器を想定したPSTN-over-IPモデルを実装している。 H.323のように高機能なメディアゲートウェイ(H.323の用語では「ゲートキーパー」)を想定するVoIPモデルとは異なる。 MGCPは、呼セッション内で転送すべきメディアストリームの指定と調停に Session Description Protocol (SDP) を使い、メディアストリームのフレーム化に Real-time Transport Protocol (RTP) を使う。 Media Gateway Control Protocol アーキテクチャのもう1つの実装としてMegacoがあり、Internet Engineering Task Force (RFC 3525) と国際電気通信連合 (Recommendation H.248.1) の共同で規格化されている。 どちらのプロトコルも RFC 2805 にある ''Media Gateway Control Protocol Architecture and Requirements'' というAPIガイドラインに従う。 しかし、プロトコルの文法や前提とするコネクションモデルが異なるため両プロトコルは非互換である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「MGCP」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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